さとり

あなたの一歩救えますように

場所は大事だよねって話

こんばんは、さとりです。

私は基本フルリモート勤務なのですが、
ずっと家で仕事をしていると、やっぱり効率が落ちるのを感じます。
体感、少なくとも1週間に1回はカフェで仕事をしたくなります。

椅子もデスクもモニターもリモート勤務に耐えうるスペックにして、
周りに物を置かず、スマホも見えないところにしまっても、

それでも!!!
集中できない日はまったくできません。(今日とかもそう。)

一方、スタバに来ると、
どんなにガヤガヤしていても、モニターがなくても、
椅子が硬くても、スマホが手元にあっても、

なぜか!!!
1日中集中できます。気づいたら17時。

ほんとにこれ、なぜなのか?????

 

ちょっと考えてみたのですが、

家(自宅)は「くつろぐ場所」「休む場所」
というイメージがしっかりと脳に焼きついています。

子供の頃からそうですからね。
ごはんを食べて、テレビを見て、漫画を読んで、寝て。

今思えば高校生の頃、家での勉強にあまり集中できなくて
よく図書館に行っていました。
(子供部屋として衣食住?をまとめるのではなくて、
作業スペースと寝る場所を完全に分けたほうがいいのかも。)

現在の自宅は1LDKで、リビングにデスクを置いて
仕事をしています。

いつでもベッドに行けて、冷蔵庫に行ける状態です。

この、すぐ冷蔵庫に行けるっていうのが案外くせ者で…
ちょっとイラッとしたり緊張したりしてストレスがかかると
すぐキッチンに行きたくなるんですよね。。。
そして手軽に食べられるものを物色して、口に放り込んで、
またデスクに戻る、ということを1日に10回はやっています。

やっぱりくつろぐ場所、生活する場所を仕事場にするって
無理があるのかもしれないです。

空間的に仕切らないとダメそう。

 

一方、スタバを始めとするカフェで仕事をすると、
食べる=何かを買う なので、基本1日コーヒーだけで過ごします。
そうすると昼休憩の概念が消えます。

そして、なんとなく「早く終わらせて帰らなきゃ」と感じて、
短い時間で片付けようと頑張ります。
スマホテザリングでネットにつないでいるからかも。)

よく、人間の集中力は15分しか持たない、とか、
50分作業したら10分休め、とか言われますが、
カフェで仕事をしているとずっと集中して取り組めるので、
時間の長さはあんまり関係ない気がしています。

やりたいことに対して長い時間集中して取り組めるのは
まあそうだよねって感じですが、
やりたくないこと=仕事でも、カフェなら長い時間取り組めるので、
不思議だなあと思います。

これが職場だと、誰かに話しかけられたり、
なんとなく人の目が気になったりしますが、
カフェなら一人でじっくり仕事に向き合えるのでそこが良いです。

うっすらある「時間の制約」と、
「それしかやることがない」という状態が、
集中力を作り出すのかなあ、なんて思ったりしました。

それが実現できるのが、カフェ。

場所は大事だよねという話でした。

 

さとり

2023/03/20  夜

 

消極的モラハラ

おはようございます、さとりです。

ふと前の職場の上司のことを思い出しました。
彼女は「消極的モラハラ」だったのではないか、と。

少しだけ当時のことを振り返りたいと思います。

 

彼女との出会いは本当に些細なことだったのですが、
それがきっかけで彼女の部署に異動することになりました。

完全に畑違いの業務内容だったので右も左もわからない状態でしたが、
上司は優しくも厳しく、根気強く指導を続けてくれていたと思います。

幸いにも多少の業務センスが備わっていた私は、
次第に上司に期待されるようになり、上司と他のメンバーの
橋渡し(中間管理職の下位互換)的な存在になっていきました。

正直、会社のことはそんなに好きではなかったのですが、
新しい業務がとても楽しかったので、
遅くまで働いていても働かされている感がなかった。
さらに、生まれてはじめてこんなふうに期待されて
とても嬉しかった私は、上司のために頑張ろう!と心に誓い、
以降も一生懸命働きました。

でも、結局私は心身に支障をきたし、その部署を2年ほどで離れ、
会社を退職することにしたのです。

なぜこんなことになったのか?

理由の1つと考えているのが、
仕事と生活のバランスをとれなかったこと。
離婚したり引っ越したりと
結構消耗するイベントがあったにも関わらず、
仕事は通常通り降ってきました。
(考慮はしてくれていましたが、体感は減ってない)
バランス良く過ごせず、その負荷に耐えきれなくなって、
荷降ろしの鬱がおきた。
(一時的に負荷が軽くなったときに一気に抑うつ状態になること)

さらにもう1つが、私の対人スキルの低さ。
一言で言えば、上司と深い関係になりすぎたこと。
期待されていることに過度に反応して、
成功させなきゃ、失敗したらどうしようという思考に陥っていました。
そして、プライベートの相談をしすぎました。
家族のことや幼少期の話、キャリアのこと、色々話していました。
上司のアドバイスには体験談も含まれていて、
そういう意味でお互いをよく知ってしまった。
家にも遊びに行きました。
上司と部下としての適度な距離感が保たれていなかったと思います。

そして、「こんなに面倒見てもらっている、
時間を割いて教育してくれている」と感じて、
期待に応えなきゃという気持ちが加速する。

しかし、思うように結果は出せず、凹む。
なのに上司はそれを咎めたりはせず、
「よく頑張っているから」と、なんとA評価をつけてくれる。

この悪循環、わかります?
結果が出せていないのに評価が高いというプレッシャー。
全く嬉しくないんですよね。
来期は本当に頼むよ。と言われているように感じてしまうんです。
そしてまた「頑張らなきゃ…」と焦る。
心がもろくなっているので、
結果に応えられないことがあるとその度に凹む。
(ていうか結果を出し続けられる人ってすごいな。。。)

「もっと頑張れよ」とか「なんでできないの?」といった
いわゆる働きかけるモラハラではなく、

きつい詰めや理不尽な指導はしないのに、
「恩返ししなきゃ」「期待に応えなきゃ」と勝手に相手が考え始める
消極的モラハラを感じました。

上司が狙ってやっていたかは分かりませんが、
いずれにせよかなり消耗しました。

周りからすれば自滅したって感じですよね。
なんか知らんが勝手に病んで辞めていったという印象だと思います。

 

そして番外編、チームに女性が多かった、ということ。
これは意外にも大きいのではないかなと思っています。
異動するまではITエンジニアとしておっさん(失礼)たちと
仕事をしていたので、女性特有と思われるような
コミュニケーションに慣れなかったというか…
私は結構消耗しました。
やっぱり愚痴が多いんですよね。。。
あとは体調の話題で15分過ぎるとか。。。

自分ではエスカレだと思うことも悪口と捉えられたりして、
(〇〇さんの作業品質が気になる、△△さんから報告が少ない
とかの業務の円滑な遂行に影響がある内容)
なぜかそれが良くない形で相手の耳に入っていて、
いちいち雰囲気が悪くなるのも苦痛でした。

愚痴の話を聞いていると、
自分もこんなふうに言われているんだろうなと
暗い気持ちになりますしね。。。
ほっとけばいい話なのですが、
リード業務始めたばかりの頃だったので気にしいにはつらかったです。
今はこの辺かなり克服したと思います。

 

ということで、盲目的に仕事をしていた1年前を振り返ってみました。
やっぱり仕事の悩みって9割人間関係ですね。

 

さとり

2023/03/05 お昼前

 

誉められることでもないけれど

こんばんは、さとりです。

去年のちょうどこの時期から、
仕事終わりの晩酌が増えて
平気で缶ビール3本開けたり、
仕事中お菓子の「ながら食い」が常態化し、
ウワー!!、と自己嫌悪に陥っているうちに
+4キロを叩き出しました。

とにかく仕事でのストレスがひどく、
当時は発散の仕方も下手くそで、
子どもとの関係も最悪な状態。

そんなこんなで一番苦手な春の季節になり、
ひどい生活からもなかなか脱せず、
さらに+2キロ。

見た目もひどくなってきて、
ウワー!!!!!もういやだ!!
と泣きながら過ごしていました。

ミスチルのライブに履いていきたかったショーパンが
クローゼットで眠り姫になっています。

そうしているうちに夏になり。
ある日、子どもが2週連続で熱を出し、
やむを得ず仕事を休んだらとうとう有給がなくなった。

子どもがいると、自分が休むためというよりも
看病や通院で消えていくのが有給。

自分の中で何かが吹っ切れたのか、
次の月曜日「すみませんしばらく休ませてください」
手が勝手に動いて、気づいたら上司にチャットを送っていた。

3ヶ月くらいで復活するだろうと思ったら、
なんと半年近くかかった上に、職場に復帰せず退職。
最低すぎる。

でも休職中はかけがえのない体験ができ、
人生における束の間の休息を得た感じがしました。
退職の判断も後悔はしていません。

新しい職場はわりといい感じなのですが、
やはり最初は緊張や分からないことだらけで負荷がかかりがち。

21時、22時になっても仕事が終わらない。
頭が痛い、運動しない、眠れない、起きれない、食事がひどい。
負のスパイラルに突入。

仕事始まりにはお菓子を、
仕事終わりにはビールを、といった具合で
頻繁にコンビニ寄ってしまうように。

やばい、去年と同じループだ。
そう気がついてかかりつけの心療内科を予約した。

職場のメンターにもすぐに相談した。
「それはなんとかしたほうがいい」
と言ってくれた。

プロジェクト先の上司にも伝えた。
「やれる範囲でいい」
と言ってくれた。
お言葉に甘えて今日はすぐに仕事を切り上げさせてもらった。

心療内科の先生は
「食欲は仕方ないと考えよう」
と0−100思考に陥っていた私を救ってくれた。

通院の帰り道スーパーでお菓子を大量に買い込んだ。
それはちょっと違うだろと自分につっこみを入れながら。

ヤバいと感じたときに自分から積極的に動けたこと。

それが去年と違うところ。

誉められることでもないけれど。。。

 

さとり

2023/02/16 寝る前